マンションリフォームで注意すべきポイント5つ

リフォーム知識

こんにちは、ハヤシです。       

 

今回はマンションに住んでいる方や、これからマンションに引っ越しを考えている方へ向けたリフォームに関する記事です。

 

戸建てとは違いマンションリフォームの場合は、そのマンションの管理規約に則ったリフォームをしなければならないので、確認すべき事がたくさんあります。

実際に工事をはじめてからトラブルに見舞われない為に、マンションでリフォームを行う場合に気を付けなければいけない事をまとめましたので是非ご覧ください!

 

 

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専有部分と共用部分

 

マンションの場合はマンションの建物の中で『専有部分』『共用部分』に分かれています。

専有部分とは購入した方の個人的な部分にあたる所で、主にお部屋の内部を指します。

それに対し共用部分とはそのマンションに住んでいる住民皆さんで使う事がある部分です。(エレベーターや廊下など)

 

リフォームできるのはあくまでこの専有部分のみで、例えばエレベーター内部がダサいから自分で勝手にリフォームしちゃえという事は出来ません。笑

 

上記は極端な例ですが間違えやすいものとしては、ドアの内側部分は塗装しても良いけど外側は塗装してはいけないなど、マンションにより細かく決められています。

当初考えていたリフォームがこの専有部分にあたらず、思わぬ仕様変更を余儀なくされる場合もありますので、マンションの管理会社に問い合わせるなどして事前に確認しておきましょう。

 

管理室などがある場合は、そこでリフォームに関する注意事項がまとめられた書類などがあるはずです。それを現場調査に来たリフォーム会社に渡してあげたりすると親切です。

 

使える商品が限られる

 

マンションによっては使える商品が限られる場合があります。

最も多いケースは防音に関する床材によるもので、例えば購入時にカーペットだった部屋をフローリングに変えようと思っても、マンションの管理規約でフローリングへの変更を禁止されていたりします。その場合は当然リフォーム工事自体を行う事が出来ません。

また、ひとくちにフローリングといっても防音等級というものがあり、マンションによってはある一定の防音基準をクリアしたものでないと使えない場合があります。

基本的には防音等級が優れているもの程ほど高くなるので、そこでも金額に差が生じてきます。

これもマンションによって様々なので、管理会社などに事前に確認しておきましょう。

リフォームの際に申請が必要

 

一度でもお住いのマンションでリフォームをされた事があれば分かるのですが、マンションでリフォームをする場合はほとんどが事前に申請が必要になります。

これは、『○○号室でこういう内容のリフォームをするから許可して下さいね』という文章を管理会社に提出します。ほとんどの場合はリフォーム会社が代行してくれますので安心して下さい。

しかし大規模な工事ですと、上下左右の住民に承諾書を書いてもらう必要がある場合もありますので、その時は住んでいる方にもご協力をお願いしたりします。

 

この書類を提出してから許可が降りるまでは、マンションにより1週間〜1ヵ月とだいぶバラつきがあります。その間はリフォームに着手する事は出来ませんので、急いでいる場合はこの期間も考慮に入れて計画を立てる必要があります。

 

トイレや給湯器の故障で一刻も早くリフォーム行わないと生活に支障が出てしまう場合は、この申請が必要ない場合もあります。

近隣トラブル

 

リフォームを行う場合は、戸建ての場合でも騒音で近隣トラブルになったりしますが、マンションの場合はさらに気を付けなければなりません。

特に真下のお部屋に住んでいる人には、工事内容や何日に解体で大きな音がするとかを前もって説明しておかないと、トラブルの原因になります。

 

また、エレベーターや廊下部分も使っての工事になりますので、同じマンションに住む方全員への配慮も大切になります。

掲示板などがあればそこに工事のお知らせを貼ったり、事前に上下左右のお部屋に挨拶に行ったりも必要です。

 

これも大体のリフォーム会社が代行しておこないます。

現在住んでいる部屋をリフォームの場合は大丈夫ですが、これから引っ越してくる方などは一緒にご挨拶に周り引っ越しの挨拶も兼ねてしまうのも良いでしょう。

 

 

工事期間や時間が決められている

 

戸建ての場合は、常識の範囲内で工事時間を決めます。

お客様の許可が得られれば日曜日や夜遅い時間でも工事を行えますが、マンションの場合はそうはいきません。

同じ建物内に多くの人が住んでいる以上、上述した騒音トラブルなども起こりやすいので、日曜日の工事は原則禁止のマンションがほとんどです。場合によっては土曜日の工事も禁止されているマンションもあります。

時間も原則9時〜17時の所がほとんどなので、それも考慮してリフォーム会社に工程を組んでもらうようにしましょう。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

戸建てとは違い、マンションの場合はリフォームで気を付けなければいけない事がたくさんあります。

しかし、全てをお客様自身でやる訳ではなく、ほとんどのリフォーム会社が申請から近隣挨拶までをやってくれる事が多いので、負担はそこまで多くはないはずです。

リフォーム会社にとっては工事をしたら終わりですが、お客様にとってはこれからもずっと住んでいく家になりますので、極力トラブルの無いようにリフォームをしたいですね。

 

では、また。

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hayashi

都内でリフォーム営業マンとして働いております! これからリフォームをしたいという方に向けて少しでも役に立つような記事を書いていければと思いますのでよろしくお願い致します!!

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