【実例付き】リフォームの見積もり費用・比較方法を現役営業マンが徹底解説!

リフォーム見積もりの比較・検討方法 リフォーム見積もり

 

こんにちは、現役リフォーム営業マンのハヤシです!  

今回は、リフォームの見積もりをもらったはいいけど、どうやって比較検討すればよいか分からない方向けに記事を書きました!

 

リフォームの見積もりは専門用語も多いし、会社によって書式も違うので比較・検討するのが非常に難しいと言われています!
また、何を基準に見ればよいかも分からなく、結局は金額だけを見て決めてしまう方も多いのではないでしょうか?

 

実はしっかりと比較検討すれば違う会社の方に頼んだ方がお得だったという事が頻繁に起きているのがリフォームの見積もりなのです!

そこで実際のリフォーム会社の見積もりの実例付きで、本当にお得なリフォーム会社はどこなのか?という視点で見積もりの比較・検討方法をまとめましたので是非ご覧ください!

 

 

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リフォーム見積もりの比較・検討の基本的な考え方

 

まずはリフォームの見積もりの基本からお伝えします。

リフォームの見積もりというのは

商品代金+工事費+その他諸経費

という項目で成り立っています!

ハヤシ
ハヤシ

これらの合計金額がリフォームの見積もりとなる訳ですが、まずはこれらの金額をそれぞれ仕分けしていくと比較・検討がしやすくなります!

商品代金

 

商品代金とは、例えばトイレのリフォームをする際に取り付ける『トイレ本体やタオル掛けなどの商品本体』の事を指します!

カタログ等に定価の金額が記載されていますが、これはあくまで工事費込みの標準的な値段ですので、商品本体の金額というのはここから値引きされた状態でお客様に渡されます!

そしてこの商品代金の定価というのは、その商品の品質を表すのに重要で、基本的にはこの定価が高ければ高いものほど良い商品という考え方になります。

 

工事費

 

次に工事費とは、上で挙げた商品を取り付ける金額(設置施工費)や、今のトイレなどを壊す解体作業費の事を指します!

基本的には職人さんを呼んで働いてもらう手間の金額になるので、日数が掛かる工事であればあるほど高くなる傾向になります。

 

その他諸経費

 

その他諸経費とは、工事に掛かる養生材や交通費などの事です。

これは会社によって様々で、一律で○%という記載の所もあれば、工事代金によって分けている会社もあるので気を付けましょう。

詳しくは別記事にてまとめましたので興味があればご覧ください!

リフォームの見積もりにある諸経費って?現役営業マンが解説しました!
リフォームの見積もりで『諸経費』という項目があって理解できなかった方も多いのでは?特に高額のリフォームの場合は多く取られてしまうので痛いですよね。今回はその諸経費の内訳やカラクリに関してまとめました!

 

【実例付き】実際の見積書の比較・検討方法

 

ここからは実際のリフォーム会社の見積もりを使って解説していきます!

今回使用する見積もりは『お風呂・キッチン・トイレ』を同時にリフォームした場合の見積もりになります。※実際にリフォームをされた方のガチな見積もりです!

 

まずは総額だけを見ていくと

 

 

・A社1.870.000円

・B社1.792.800円

・C社2.100.000円

 

という内容になりました!

ハヤシ
ハヤシ

この結果だけを見て、『一番安いB社にお願いしよう!』となるのは非常に危険ですので、くれぐれもこの先の内容を読んで下さい!(笑)

 

まずは工事箇所ごとに金額を分けよう!

 

今回のリフォームの見積もりは『お風呂・キッチン・トイレ』なので、全体の金額をそれぞれの工事箇所毎に仕分けしていきます!

 

ハヤシ
ハヤシ

ほとんどのリフォーム会社は見積書の内容で工事箇所毎の金額が出ています!もしもそういった項目が無い場合は、予め項目毎に出して欲しいとお願いするか、自分で一つ一つの内容を分類していきましょう!

 

A社の場合

 

A社の場合は下の画像のように完全に項目ごとに金額が分かれていました!

それぞれ

お風呂:845.027円

キッチン:728.660円

トイレ:98.650円

その他諸経費:37.000円+5%(85.466円)=122.466円

という内容でした。

こうした書き方になっていれば、非常に助かります!

 

B社

 

B社の場合は項目別金額の所に工事個所3点とは違う内容のものが記載されてました!

①の解体撤去工事、②の残材処分工事、⑤の洗面室工事ですね!

この内容を見ていきます。

 

まず①の解体撤去工事ですが、それぞれのリフォーム箇所の解体代金をまとめた金額になっていました!
見積書の詳細を見るとそれぞれの箇所の解体代金が個別で載っていましたので、この金額をそれぞれのリフォーム箇所の金額に足していきます。

 

②の残材処分工事ですが、これはゴミの処分に掛かる金額のようです。

明細を見てもリフォーム箇所別には掛かれていなかったので、単純に3で割ってそれぞれの項目に足していきましょう!

最後に⑤の洗面室工事ですが、これはB社に現場調査に来てもらった際に、ついでに洗面台の水栓だけの見積もりをお願いしたそうです!つまりこの金額はA社・C社の見積もりには含まれていない工事になりますので、今回の比較ないようからは除外します!

ハヤシ
ハヤシ

※このような事がないように、各社の見積もり条件は揃えましょう!

 

するとB社のリフォーム箇所別金額は、

お風呂:727.480円+50.000円(解体+ゴミ代金)=777.480円

キッチン573.180円+40.000円(解体+ゴミ代金)=613.180円

トイレ168.560円+20.000円(解体+ゴミ代金)=188.560円

その他諸経費:5% 80.938円

と、なりました!

 

C社

 

C社の場合は、さらに厄介でした!笑

項目別の金額が無かったので見積もりの明細を一つ一つ確認し、それぞれどこの工事かを自分で仕分けていきます!

かなり細かい話になるので省略すると

 

お風呂:969.553円

キッチン:767.883円

トイレ184.628円

その他諸経費:23.000円+5%(98.000円)=121.000円

となりました!

 

ここまでのまとめ

 

A社B社C社
お風呂845.027円777.480円969.553円
キッチン728.660円613.180円767.883円
トイレ98.650円188.560円184.623円
その他諸経費122.466円80.938円121.000円
合計1.754.803円1.660.158円2.043.059円

 

以上がここまでの金額をまとめた表になります!

全体的な金額はB社<A社<C社の順に高くなっていますが、気になる点として

①A社のトイレが異常に安いがなぜか?
②B社のその他諸経費が異常に安いがなぜか?

という点が挙げられます!

ここでA社とB社の担当にそれぞれ確認を取った所

 

①A社のトイレが安いのは内装工事(クロスの張り替えと床の張り替え)が含まれていなかった事が判明しました!口頭で内装工事をやったらいくらプラスになるか確認した所、40.000円程度と言われましたので、これをトイレ項目にプラスしておきます!
②B社のその他諸経費がなぜ安いのか確認した所、『弊社では通常この金額でやっているので』との回答でした。マンションのエレベーターの養生や室内の養生、交通費なども含めているとの事でしたので、何かが抜け落ちているというのは無かったので安心です!

※万が一、このままA社にリフォームをお願いしていたとすると、金額通りの見積もりでは済まなかった可能性が高いので、比較した意味がありましたね!

 

ここまでを踏まえて整理し直すと以下のようになりました!

A社B社C社
お風呂845.027円777.480円969.553円
キッチン728.660円613.180円767.883円
トイレ138.650円188.560円184.623円
その他諸経費122.466円80.938円121.000円

 

やはり全体的にB社<A社<C社という金額順になっています。

ここで気を付けておきたいのは

B社は金額を安く見せようとして定価の安い(オプションなどが何もない)商品を付けようとしているんじゃないか?
逆にC社は高級な商品を使いすぎているんじゃないか?
という点です!

これを明らかにする為に、今度はそれぞれの内訳の工事費と商品代金の仕分けをしていきます!

 

商品代金と工事費を分類しよう!

 

まずはA社の見積もりから見ていきます!

リフォーム箇所毎に見積もりが1枚になっているので非常に見易いです。

ここで商品代金と工事費に分類していきます。

 

左側にある番号で説明していくと

7番と11番がお風呂の工事で使用する商品代金になります。

なぜこれが分かるのかというと、右側の単価という欄に、それぞれの定価金額と値引きの%が記載されています!
リフォームで使う商品は値引きされる事が前提なので、このような記載があるものは、全て商品の金額であるという事が分かります!

 

つまりA社のお風呂の工事の内訳は

商品代金491.527円+工事費353.500円=お風呂のリフォーム代金845.027円

となります!

 

同様にキッチンの項目も見てくと

 

7、8、9、10、11、14に単価の記載があるのでこれらが商品代金。そしてそれ以外が工事費となります!これらを計算すると

商品代金422.660円+工事費306.000円=キッチンのリフォーム代金728.660円

となりました!

 

同様の作業をトイレでもおこないまとめると

商品代工事費合計
お風呂491.527円353.500円845.027円
キッチン422.660円306.000円728.660円
トイレ61.650円77.000円138.650円

 

以上がA社のリフォーム箇所別の商品代と工事費の内訳です!

同様の作業をB社にもおこなっていきます。

 

B社

 

B社の場合は、先程のリフォーム箇所別の仕分け作業の際に、解体工事とゴミ処分の金額をそれぞれの項目別に3等分しましたが、これは工事費に含めます!

見積もりを確認すると

 

やはり同様に定価の金額と値引き率が記載してあるのが商品代金です!
また、B社の場合は文頭に【商品】と記載があるのでこれを拾っていけば商品代金が分かります!

これらを全てまとめると

商品代工事費合計
お風呂617.480円160.000円777.480円
キッチン430.285円182.895円623.180円
トイレ103.560円87.000円190.560円

以上のようになりました!

 

C社

 

C社の見積もりの場合は、一番右側の備考欄に定価の金額が書いてあります。

これを拾っていくと商品代金となりますので、各箇所でまとめた金額が下記の表です。

 

商品代金工事費合計
お風呂632.100円337.453円969.553円
キッチン563.850円204.033円767.883円
トイレ64.295円120.328円184.623円

 

 

ここまでのまとめ

 

さて、ここで各社のリフォーム箇所毎の金額から、その商品代金と工事費の分類までできました!

ハヤシ
ハヤシ

ここまできたらもう少しなので頑張って下さい!

 

ちなみにこれまでの金額をまとめると以下のようになりました!

A社B社C社
お風呂商品代金491.527円617.480円632.100円
工事費353.500円160.000円337.453円
キッチン商品代金422.660円430.285円563.850円
工事費306.000円182.895円204.033円
トイレ商品代金61.650円101.560円64.295円
工事費77.000円87.000円120.328円
諸経費122.466円80.938円121.000円
合計1.834.803円1.660.158円2.043.059円

 

さて、ここまでくると各社の特徴や疑問点が浮かび上がってきます!

 

まず、リフォーム箇所毎に金額を分けた際に

B社は金額を安く見せようとして定価の安い(オプションなどが付いていない)商品を使おうとしているうんじゃないか?

という疑問がありましたが上の表で確認すると、いずれの項目でもB社は商品代金は中間のグレードという事が分かります。

ハヤシ
ハヤシ

全体的な金額が安かったのは、工事費がとても安いからだったんですね!

 

そして上の表から各社の特徴をまとめていくと

A社の特徴
・商品の金額は全ての会社の中で一番安いものを使っているが、工事費が高いため全体的な金額は真ん中になっている。
・仮にA社に工事をお願いするならば、見積もり上の商品の品質が心配。(オプションやグレードが低く設定されている可能性がある。)
・工事費が他社に比べて高い為、ここで値引きをおこなえないか相談が必要。
B社の特徴
・総額が一番安かった為、安すぎる商品を使っているんじゃないかという不安があったが、工事費がかなり安いため全体的な金額が最安となっている事が分かった。
・逆に工事費がここまで安いとなると低品質な工事になるのではという心配がある。
・トイレの商品代が他の会社に比べて高いのはなぜか調べる必要がある。
C社の特徴
・工事費は各社の真ん中だが商品台が最も高いため、総額が一番高額となっている。
・商品台が高いので余計なオプションなどが付いていないか調べる必要がある。
・上記の余計なオプションを外した場合、同時に工事費も安くなるのであれば最も安いB社に迫れる可能性もある。

 

以上が各社の特徴となります!

 

まずここで、A社は一番安い商品を使っているにも関わらず、全体の金額は中間に位置しているので、今後値引きの交渉などをしても一番安くなる可能性は低いです!

ですので今回のリフォーム工事の候補の中からは除外する事に決めました!

 

 

最終的な金額を比べよう

 

さて、最終的な候補となったB社とC社の金額だけをまとめると以下になります。

B社C社
お風呂商品代金617.480円632.100円
工事費160.000円337.453円
キッチン商品代金430.285円563.850円
工事費182.895円204.033円
トイレ商品代金101.560円64.295円
工事費87.000円120.328円
諸経費80.938円121.000円
合計1.660.158円2.043.059円

 

ここで疑問に思った事を調べたり各社に問い合わせてみましょう!

B社の場合

①施工費がかなり安いが品質的には問題ないのか?
②キッチンの商品代金が安いが、希望のオプションなどは付いているか?
➂トイレの商品代金が高いはなぜなのか?

C社の場合

①全体的に商品の金額が高いが余計なオプションは付いていないか?
②上記の商品代が下がった場合に、工事費はもっと安くなるか?

 

 

ここで得られた回答は

B社

工事費が安いのは全て自社で工事をおこなっている為!B社の人間も『他の会社よりも工事の金額は絶対に安いと思います!』と自信を持って言っていた。
②キッチンの商品自体の内容を確認したが、ほぼ希望通りの内容だった。
➂トイレの便座が少しグレードの良いものになっていた。もっと安い商品でいいと伝えると変更できると言われたので、ここから2万円ほど安くなる!

 

C社

①キッチンに余計なオプションが付いていたため金額が高くなっていた。(最高級のレンジフードや食洗機など)それらを見直せば総額12万円ほど下がる。
②上記のオプションを無くしても、工事費は少ししか下がらないと言われた。(3万円程度)

以上となりました!

もしもここで、再度慎重に検討を重ねる場合は、C社に商品のグレードを下げた見積もりをもらうようにすればいいと思います。

しかし今回の場合は、電話でC社が15万円程しか下がらない事が分かったので、商品のグレードを合わせても工事費の安いB社には敵わない事が分かりました!

ここまでのB社の対応などもスムーズで問題なく、工事を任せても安心だろうという理由も決め手となり、最終的にこのお客様はB社にリフォーム工事をお願いする事となりました!

 

ハヤシ
ハヤシ

金額も大事ですが、ここまでの各リフォーム会社の対応なども非常に大事です!安いからといって必ずしも良い業者とは限りませんので、様々な面で比較・検討をして下さいね!

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

リフォーム工事の見積もりの検討・比較の仕方をおさらいすると

①リフォーム箇所毎の金額に仕分けする
②それぞれの商品代金と工事費を仕分けする
➂そこで出た各社の特徴を理解する
④商品のグレードも考慮して、最終的にどこに頼むのが一番安くなるのかを把握する。

となります!

 

専門用語なども多く理解の難しいリフォームの見積もりですが、ここでしっかりと比較・検討する事が成功への近道ですので是非頑張ってみて下さい!

ハヤシ
ハヤシ

難しい用語や分からない事があれば、リフォーム会社に問い合わせてみましょう!きっと快く教えてくれると思います!

では、また!

 

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都内でリフォーム営業マンとして働いております! これからリフォームをしたいという方に向けて少しでも役に立つような記事を書いていければと思いますのでよろしくお願い致します!!

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